留学体験談

イギリスMBA大学院進学 MBA at Norwich Business School

留学先
イギリス
年齢
28歳
参加プログラム名
INTO Academic English → INTO Graduate Diploma of Business → Full time MBA at Norwich Business School
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滞在期間
2013年10月 - 2015年12月
滞在方法
ホームステイ→フラットハウス
性別
男性

渡航国、都市の雰囲気、学校生活はいかがですか?

大学はイギリスのノリッジという地方都市にありますが、特に留学生にとって大変良い環境であると思います。理由としては、まず世界各国から学生が集まる大学があることで、街や現地の人が留学生の扱いにとても慣れていると感じます。皆が口をそろえて「安全な街」と言うように、深夜遅くになっても外出が出来ないということもありません。また、大学の周辺に森や川や牧場など緑が多く、ときにリフレッシュしながらも勉強に集中出来ると思います。ロンドンに行くにはバスで3時間ほど、海のある街までも1時間くらい、しかも両方ともに数ポンドで移動出来るので、週末などを利用して行くには調度よい距離です。大学内には24時間365日オープンしている図書館をはじめ、パブやクラブ、フットボール、水泳、ジム、バドミントン、クライミングまで楽しめるスポーツパークまで十分な施設があり、授業の前後や合間に毎日のように利用していました。反面、東京やロンドンに比べるとレストランの種類やショッピングスポットは少なく、娯楽もパブ・クラブ・映画くらいに限られてしまうため、人によってはやや物足りなく感じてしまうかもしれません。個人的には先に述べたように、その「何もなさ」が逆に、勉強に適した環境であると感じています。休日や勉強の合間はジムやプールでリフレッシュしたり、湖沿いを歩いてみたり、静かな環境でゆっくり読書をしてみたり。そのような環境でじっくり腰を据えて勉強したいと考えている人には、もってこいの街、大学だと思います。

INTOという留学生向けのGraduate Diplomaコースでは、毎日2~4コマの授業があり、英語の各スキルに加えて、ビジネスや開発学など自分の修士コースの基礎にあたる科目を学ぶことが出来ます。特に英語のライティングスキルは、実際にエッセイやサマリーを書いて添削し続けてもらうことで、修士で必要な「アカデミックな書き方(構成、単語、表現)」を学びました。これらは、今まで接してきた英語とはかなり異なっていたため、個人的に、多くの学びとスキルアップを感じた分野でした。一方で、リスニングとスピーキングを含むコミュニケーションは、授業で取り扱う量だけでは不十分だと感じました。授業で取り扱うトピックやマテリアルを参考に、自身の空き時間、例えば自宅や通学中で「英語を耳に入れる」機会を増やす工夫をする必要があると思います。同様にスピーキングについても、絶対に日本人だけで集まらず、いかに他国のクラス/コースメイトと授業外やランチの時間を共有するかが大切だと思います。特にビジネスだと中国人がマジョリティである傾向があるので、何もしないと日々中国語だけを耳にすることになります。また、スピーキングのレベルがクラスでみんな「同じくらい低い」ので、会話が続かない・練習にならないという声もよく聞きました。私の場合は、既に修士コースにいる友人を通じてINTOコース外の友人を作ったり、フットボールという趣味があったので、修士/博士の学生チームに所属したりと、英語を使うことの出来る環境を作ってきました。また、学内の寮よりも学外のフラットハウスに住んだほうが会話の機会は増えると思います。人によっては、バイトやダンスなどのクラブ活動を通じて様々な友人を作っていました。

授業の予復習については、一部の科目 (エコノミクスなど) は「とにかくテキストを自分で読み、授業内ではエッセンスのみ」という欧米スタイルだったので、テスト前だけではとても間に合わなく、毎週何十ページもテキストを読むことが求められました。その他の科目については、日々少しずつでもノートをまとめるなどの復習をすれば十分だと思います。また、宿題も日々きちんと机に向かう習慣さえついていれば十分に消化可能な量でした。よって、とにかく授業の予復習を消化するために毎日数時間机に向かう習慣に加えて、エッセイの締め切りが重なった場合などはきちんとスケジュール管理をするという習慣を身につけることが大事であると思います。

私が在籍していたビジネスコースの比率は、中国人が8割で残りの2割を日本・ベトナム・タイ・パキスタン・ロシアからの生徒で占められていました。また、大学卒業後に直接進学してきた人が7割、何らかの職務経験がある人が3割くらいの割合でした。試験結果はシビアに点数化・掲示され、厳密に要件点数を満たしていないと同大学に進学出来ないというシビアなものなので、に苦手な科目については結構プレッシャーがかかります。毎年大体2~3割の生徒はいずれかの科目を落としてしまい、他の大学に進学します。

なぜイギリスの大学・大学院進学を目指そうと思いましたか?

イギリスという国に対するこだわりは強いわけではなく、ブリティッシュアクセント・国民性・他ヨーロッパ諸国に旅行しやすいから、という軽い理由でした。留学そのものについては、大学時代に留学機会がなく、結果として英語に難のあるまま社会人になったこと。しかしながら、海外での生活への関心や色々な人とのコミュニケーション機会の拡大に加えて、英語を活用できることでの就職機会をどうしても諦めたくないと強く思いました。働きながらでも、日本での英会話学校や休暇を利用しての短期留学など色々な方法を試しましたが、元々のレベルの低さもあり、思うように力は伸びませんでした。そんな中で、その時点での英語レベルでも門戸が開かれている当大学で、ビジネスで使えるレベルの読み・書き・コミュニケーションの英語運用能力を身に付けるために、大学院という「機会」を利用しようと考え、進学を決意しました。

これまでのイギリス学生生活を通して、学んだこと、発見したことは何ですか?

1つは、もう一度学生をやってみて「自主的に学ぶことがとても楽しい」ということです。目的がきちんとある中で自身で決めて留学し、気の済むまで勉強して少しずつでも成果が出たと感じたときの嬉しさは何事のも変えらません。2つ目は、出来ることより出来ないこと、便利なことより不便なことのほうが多い環境の中で、いかに工夫して自分にとって「快適で」「楽しくて」「役に立つ」環境を作り選び取るとの重要性を学べたということです。普通に授業を受けて言われたことをやっていただけでは、あっという間に時間は過ぎてしまいます。そんな中でも、新しいことを始めたり、色んなコミュニティに属してみたり、大学の設備や先生を十二分に活用したりすることで、常に最善の学習環境を目指すという心構えが出来ました。最後に、まとまった時間・これまでの生活とは断絶された環境は、自分のことや将来のことを考えるのに最適であるということです。留学生活を通じてこれらのことに気づいたことは、とても意味のあることだと感じています。

留学中、大変だったこと、辛かったことを教えてください。

前述したように、リスニングとスピーキングは苦労しました。特にネイティブとの会話は非ネイティブとのそれとは全く違うと感じており、聞き取れないことで話を理解出来ず、結果としてコミュニケーションが取れないという経験は、ツラいものでした。言いたいことが言えなかったり何を言っているか分からなかったり、基本的なコミュニケーションを取れないということは自然と交友関係を狭めます。また、自分に自信がなくなったりストレスにもなってくるため、これらを克服するのは大変でした。

これから海外へ大学進学留学する人へのアドバイスをお願いします。

正直なところ、社会人経験のない層の中には学習意欲は高いとは言えない層もいます。なので、この環境できちんと英語力を伸ばしたいならば、自分の目標をちゃんと設定して、クラス外での学習環境をどうやって作るかが大事になると思います。同じ国籍で固まらないことはもちろん、利用できるものは全て利用し、色々なことに挑戦し、自分自身でどんどん工夫していってください。

併せて、なんだかんだで時間があるので、気分転換も踏まえて「やりたかったけど時間がかかるのでやらなかったこと」に日々取り組むと、留学生活がより有意義なものになると思います。私の場合は、「水泳で5キロ泳げるようになる」「ハーフとフルマラソンの大会に出るために練習する」とか「見たかった海外ドラマやシリーズ小説を見(読み)終える」などを、勉強の合間にやっていました。
 
 
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